施工についてのこだわり
お客さまに真実を伝える仕事がしたい
私たちにとっての「良い仕事」とは「常に誠実な姿勢で、お客さまに真実を伝え、120%の力で心の込もった施工を行うこと」です。
自分たちの仕事を否定するようでとても悔しいですが、下請けとして仕事を行う現場では、頭である業者さんの指示が絶対的な部分もあります。「自分たちは防水工事をどの業者よりもキレイにできます!」と熱く伝えたところで「いや、お客さまはそんなに防水の部分を見ていないから、とにかく早く仕事をやってくれ」という態度で返されることも過去にたくさんありました。
建築や塗装のように花形ではないかもしれないけど、プライドを持ってやっている仕事だから、全体の工事の中の「ひとつの付属品」のように雑に扱われることがすごく悔しかった。
防水にも色々な種類のサービスがあります。
下請けの立場で与えられた仕事の内容を見て「本当にその防水のやり方で大丈夫なのか?」と感じることも正直ありました。
誤解を恐れずに言うと「そのお客さまにとって、本当に必要な防水工事の内容ではなかった」ということです。なぜこのようなことが起きるのか。それは、本当に必要な防水は費用がかかることもあり、全体の工事を売る時に「高くつく」からです。防水の高いサービスを勧めたら、全体の工事が売れなくなってしまうことを多くの元請け業者は恐れているのです。
元請けであれ、下請けであれ、どの業者さんも自分たちの生活があります。下請けの機会が多い防水屋も「本当に必要ではない工事」だとわかっていても、目をつぶって作業を行わないと明日のメシが食えない。私自身も過去に同じような体験をしてきたので、この気持ちが痛いほどわかります。
ただ、こんな仕事のやり方では誰も幸せにならない。
そう思った私は、心桜防水を設立する時に決意しました。
「お客さまに絶対に嘘をつかない会社にしよう。」
「一件一件、お客さまのお家にとって、いま本当に必要な工事を提供しよう」と。
仕事を与えられる立場から、与える立場へ。
お客さまと直接会話ができる立ち位置で。
心桜防水が頭ではなく、下請けの立ち位置で仕事をするときも、きちんとお客さまに「必要な工事」を誠実に話してくれる業者と仕事をする。
これが心桜防水の仕事に対する姿勢です。